工場の社長様より、使わなくなった機械の買取回収のご依頼をいただきました。お電話である程度のお話をしま したが、機械の大きさ・重量・積込の方法・必要な車両などの確認もあり、一度現場にお伺いしお見積りを兼ねて現場確認をさせて頂きました。メインとなる機械は2台あり、プラスチックを成型する時に使っていたとのことでした。現在は使うこともなく、1台は工場の隅に、もう1台は外に置いてありました。このよう な機械の買取の場合には、そのまま中古品として買取できる場合とリサイクル資源の鉄くずとして買取を行う場合と買取の方法が2種類あります。今回のケースの場合は、①使用する為の部品が一部なくなっていること。②製造年式が古く、20年以上たっていること。などから、中古品としてではなく鉄くずとしての買取となります。その旨を工場の社長さまにお話し、作業開始となりました。 |
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こちらがその機械です。先日工場にあるフォークリフトで持ち上げられるか試したところ、この機械の重量は予想以上にあり持ち上げることができませんでした。その為今回は当社のユニック車を使用し作業します。ただしユニック車でも吊り上げるのにギリギリの重量です! |
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天井が低く、クレーンがあたらないように操作していくため、クレーン操作の技術が必要です。慎重に注意しながら作業を進めていきます。 |
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この機械の上部の部分が残っているため、その分スペースを空けて荷台に積込みます。 |
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こちらが上部の部分です。 |
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荷台はこのようになっています。ここで1台目のトラックの積込み作業が終わりました。ここまでの作業時間は約1時間です。これから一度当社に戻り、計量したあと機械を下ろします。残った機械がもう1台あるのでまた現場に向かいます。 |
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現場に戻りました。こちらがもう1台の機械です。ざっくりですが、高さ2500×幅1000×長さ4000くらいでしょうか?ほぼ鉄の塊です。見た目でも重量は2000kg近くあります。 |
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こちらは金型ですね。 |
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これは、コンプレッサーです。 |
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一度クレーンで吊り上げましたが、重くてあがりません。上部の部分を取り外し、重量を軽くしてから吊り上げる方法をとります。 |
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モンキーを使い、ナットを外していきます。サビなどで外せないことも考えて酸素ガスも用意してあります。このナットの数は10ヶ所くらいありました。 |
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1台目とは逆に上部から荷台に積込みしていきます。 |
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やっと上部部分の積込みが終わり、いよいよ本体の積込みができます!! |
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重量も少し軽減されたので、今回は吊り上げることができそうです。 |
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上げることができました!このような機械の場合は重量があり、万が一の落下事故などの危険性もあるので、常に離れて作業を行います。機械の一部にロープを付けることで近くに寄らなくても機械の方向転換をすることができます!無事に積込みが終わり、社長さんと少しお話をしてからこの日の作業は終了しました。 |
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