某パチンコ店様より、スロットで使うメダルの買取処分をしてほしいというご依頼を頂きました。お電話で大体の内容を聞かせて頂き、1度見積もりにお伺いする事になりました。後日現地に伺い、店長さんにご挨拶をした後お話を聞かせて頂くと、処分予定のメダルの数は30万枚以上もあるそうです!そのまま等価交換で換算するとなんと600万円分です!ただし当社ではリサイクル資源(金属スクラップ)としての買取なので1kgいくらという金額になります。1枚あたりが約5グラムの重さなので、30万枚の重量は1500kgある計算になります。早速そのメダルを確認させて頂くと、材質はステンレス製のメダルが約30パーセント、真中製のメダルが約70パーセントの割合でした。真中の価値に比べステンレスの価値は低く、その価値は約2分の1以下になります。ただしこのように材質が異なる物が混じっている場合であっても買取は可能です。その旨を店長さんにお話し、買取回収のご依頼を頂き2日後にトラックで買取回収に伺いました。 |
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こちらが今回ご依頼を頂いたお店です。 |
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こちらが店内の様子です。 |
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千両箱と書かれた木箱が10箱あり、箱の中にはぎっしりとメダルが入っています。木箱の下にあるステンレス製の箱にもメダルがたくさん入っています。 |
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今回活躍するのがこちらです!!この袋の名前はフレコンバックといいます。素材はPP100%で作られていて、かなり丈夫な袋です。耐重量は1袋で約1000kgまで耐えることができます。大きさもあり、このように大人が3人は入れるくらいです。こちらにメダルを入れていきます。 |
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今回の回収品はメダルなので、もしも作業中にフレコンバックと地面が擦れて小さい穴でも空いてしまったら大変です。もしもに備えてフレコンバックを2重にして使います。こうしておけば安心して作業できます。 |
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フレコンバックの中身です。 |
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ちょうどお店の隣にコインパーキングがあり、こちらに駐車もできました。 |
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準備も整いいよいよメダルを搬出していきます。 |
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階段から千両箱を運び出していきます。 |
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こちらがそのメダルです。 |
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メダルをこのように入れていきます。 |
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こちらの中にもメダルが入ってます。 |
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3つのフレコンバックにメダルを均等に分け終わりました。あとは計量するだけです! |
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ここでユニック車が活躍する出番です。クレーンの先に計量器を付け、その先にメダルの入ったフレコンバックをかけます。現場先ではこのように計量を行います。 |
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デジタル計量器には756と表示されています。このフレコンバックには、756kgのメダルがありました。全ての計量合計は1890kgありました!メダル買取分から運賃と作業費を差し引いてもお支払いは相当な金額です。ちなみにこの計量器は1kg単位での表示になっていて、1度に2000kgまで正確に計量できます。 |
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作業開始から1時間30分かかりました。作業も無事終了し笑顔がこぼれます。 |
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当社に戻りました。ここでステンレスと真中の違いを検証してみたいと思います。 |
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どちらが真中でどちらがステンレスか分かりますか? |
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メダルの淵を見てみると・・・。左のメダルは黄色く光り、右のメダルは白く光っているのが分かります。 |
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簡単なヤスリでも削れますが、このサンダーを使って削ってみたいと思います。 |
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それでは削ります。 |
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こちらは削ったところを見ると黄色っぽくなっていますね。これは真中です。真中というのは銅と亜鉛との合金でできており、水道の蛇口なども真中で出来ているので削ると同じ黄色になります。 |
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このメダルは削りましたがあまり色が変わりませんね。これはステンレスです。 |
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比べてみると、はっきりと色の違いがわかります。 |
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